ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本Photo:Patricia Marroquin/gettyimages、PIXTA

トヨタ自動車が9月7日に衝撃の人事を発表しました。その舞台は、車載OS(基本ソフト)の開発を手掛ける子会社、ウーブン・バイ・トヨタ。人事の中身は、米グーグル出身のCEO(最高経営責任者)を、デンソー出身者に交代するというものです。わざわざ高額の報酬で招いた“お雇い外国人”を外し、昔ながらの“身内”に大仕事を委ねるようなトップ交代の狙いに加え、さらにその裏にある車載OS開発の混乱などを明らかにします。今週の注目記事を紹介する『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、「牛丼3社の『独り負け』は?」、損保ジャパン社長の引責辞任会見の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)

トヨタが業界騒然人事!次世代EVソフト開発でグーグル出身技術者を見切り、デンソーを頼った裏事情

トヨタが業界騒然人事・牛丼3社の「独り負け」は?・損保ジャパン社長辞任

 トヨタ自動車が、EVの開発体制を刷新した。EVの競争力の鍵を握るソフトウエアの開発子会社のトップを任せてきた米グーグル出身の技術者を退任させ、後任に、トヨタグループのデンソー幹部を充てたのだ。なぜトヨタは、EVの根幹となるソフトの開発で、デンソーに助けを求めたのか。業界を騒然とさせた人事の裏にある、トヨタの焦燥や、車載OS開発の混乱などを徹底解説する。 >>記事を読む

吉野家、すき家、松屋…牛丼3社で「独り負け」の営業赤字・最終赤字の“二重苦”に陥ったのは?

トヨタが業界騒然人事・牛丼3社の「独り負け」は?・損保ジャパン社長辞任

 新型コロナウイルス禍がかなりの落ち着きを見せ、社会は少しずつ元通りになりつつある。だが、円安、資源・原材料の高騰、半導体不足といった問題はいまだに解消されていない。その結果、企業によって業績の明暗が分かれている。格差の要因を探るべく、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回はゼンショーホールディングス、吉野家ホールディングス、松屋フーズホールディングスの「牛丼」業界3社について解説する。 >>記事を読む

損保ジャパン白川儀一社長がビッグモーター事案で引責辞任、会見で浮き彫りになった3つの論点

トヨタが業界騒然人事・牛丼3社の「独り負け」は?・損保ジャパン社長辞任

 9月8日午後3時半、東京都新宿区に本社を構える損害保険ジャパンは記者会見を開き、白川儀一社長が辞任すると発表した。中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求事案において、不正の可能性を認識しながらも事故車の入庫紹介を再開するなど、不適切な対応を行ったことに対する責任を取ったかたちだ。会見で語られた内容を基にポイントを整理する。 >>記事を読む

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