セネガル政府が8月、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」へのアクセスをブロックして以降、同社幹部らはアフリカ全土でさらなる問題に直面している。ソマリアもアプリを禁止を計画し、ケニア議会も禁止を検討していた。TikTokは、欧米事業を中国の親会社から切り離すために多額の資金を費やしていることもあり、採算が取れていないと述べている。政治家をなだめ、使用禁止を回避するためだ。ただ現在はアフリカからも締め出されようとしており、それを避けようとしている。今のところ、TikTokは大惨事を免れている。シンガポールを拠点とするTikTokの最高経営責任者(CEO)とケニアの大統領が協議した結果、両者は同国でのアプリ利用を当面継続させることで合意。TikTokはソマリアでも引き続きアクセス可能だ。