米国の消費者の間で中国発のショッピングプラットフォーム「Shein(シーイン)」や「Temu(ティームー)」の人気が急上昇する中、インターネット通販業界の巨人である米アマゾン・ドット・コムはどう対応すべきか模索している。アマゾンは何年も前からウォルマートやターゲットなど米小売り大手の挑戦を受け、それに対抗してきた。だがティームーやシーインは、迅速には配達されないが激安の商品に対する需要をうまく取り込んでいる。アマゾンはティームーで売られている商品の価格に合わせる措置は取っていない、とこの件に詳しい複数の関係者は話している。さまざまな価格比較ツールでインターネットを広範に調査し、最安値に近い商品を自社サイトに掲載するのが通例の同社としては、異例の戦略だ。
アマゾン、中国発激安ECどう対抗 価格では勝負せず
違う土俵で戦うシーインやティームーへの対応策とは
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