ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(31)がロシアの刑務所で勾留されて半年が経過する中、米議会上院の超党派議員らがロシア政府に同氏の釈放を求める決議案を提出する。決議案は上院外交委員会の共和党トップ、ジム・リッシュ議員(アイダホ州)と、同委員会の委員長を一時的に務めるベン・カーディン上院議員(民主、メリーランド州)が取りまとめたもの。ロシア政府に対しゲルシコビッチ氏を「ただちに釈放」するよう求める一方、バイデン政権に対しては、ロシア政府と接触する際には常に同氏の件を取り上げるよう要求している。決議案はゲルシコビッチ氏の拘留が6カ月目を迎えるのに合わせたもので、ロシア政府に対し、拘留が続く間に同氏が「完全かつ自由に、そして継続的に領事館へアクセス」できるよう強く求めている。決議案には数十人の上院議員が共同発起人として署名した。
ロシア勾留のWSJ記者、米上院が超党派で釈放要求
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