イーロン・マスク氏が運営するX(旧ツイッター)で多様な話題を取り上げ、80万人近くのフォロワーを獲得している米著名投資家のビル・アックマン氏は、同プラットフォームに対する関心を次の段階へ進める可能性に言及した。同氏が立ち上げたヘッジファンド「パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント」は29日、非上場企業に投資し、その株式を公開することを目的とした新たな投資ビークルの設立に関し、規制当局から承認を獲得。Xとの取引を検討するかをウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が質問した際、アックマン氏は「もちろんだ」と回答した。規制当局に提出された書類によれば、同ビークルはプライベートエクイティ(PE)投資会社が所有する企業や、上場企業の一部門、また新規株式公開(IPO)を目指す「成熟したユニコーン企業」などにも目を向けるとしている。