日本は最高の選手を多数、米大リーグに送り込んできた。今度は米国が現地で人気の食べ物を日本の野球ファンに届けようとしている。米国産のピーナツやジャガイモ、ピーナツバターなどの業界団体が海外で認知度を高め、売り上げを増やすために目を付けたのが日本の野球の試合だ。「野球とピーナツ。失敗のしようがない」と米国オーガニックトレード協会の国際トレードマネジャー、サラ・ゴーマン氏は言う。「球場でピーナツですか? うーん、ちょっとピンとこない」。東京の神宮球場で先日、野球の試合を観戦していたエステティシャンのマオ・ユミさん(34)はそう話した。マオさんがカクテルと一緒に味わっていたのはチキンフリッターのタルタルソースがけ。日本ではどちらかといえばもっとしっかりしたものを食べることが多いとマオさんは話した。
「野球にピーナツ」日本に売り込め 殻付きに壁も
「球場でピーナツ? ピンとこない」 米国の野球観戦では伝統のおつまみ
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