中国のファストファッション小売り大手、シーイン(SHEIN)は、ソフトバンクグループの元幹部マルセロ・クラウレ氏の副会長就任を6日発表する見通しだ。サプライチェーンを中国以外に広げることを目指す中、世界的な成長に向けたイニシアチブをリードする要職となる。クラウレ氏はニューヨーク在勤となる。中国以外の製造拠点を拡充し、より消費者に近い場所に設置することも役割の一つになるという。クラウレ氏が明らかにした。クラウレ氏は今年1月にシーインに入社。中南米事業の運営・戦略を統括し、同地域でのサプライヤーやパートナーの拡大に向けた取り組みを指揮してきた。入社以前にはシーインに約1億ドル(約150億円)の個人資産を投じていた。