TBS系『金スマ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
塩分の摂取量が多い日本人
【前回】からの続き 世界的に見て日本人は、塩分(食塩)の摂取量が多いことで知られています。
日本人の塩分摂取量が多いのは、味噌や醤油といった調味料、漬け物や魚の干物といった伝統的な加工食品に塩分が多いからです。
現代ではファストフードなどの加工食品にも、多くの塩分が含まれています。
食事にどれだけ塩分が含まれているのか?
たとえば、みそ汁1杯「1.2g」、梅干し1個「1.8g」、塩サバ1尾「1.0g」の塩分が含まれています。
この他、カップ麺1個「5.0g」、チーズバーガー1個「2.5g」、牛丼並盛り「2.5g」、コンビニの鮭おにぎり1個「1.4g」の塩分が含まれています(いずれも概算です)。
間違いだらけの塩分量のとらえ方
なお食品の栄養成分表示では、塩分量が「ナトリウム」で示されていることがあります。
しかし、塩分は「ナトリウム(Na)」と「クロール(C1)」の加工物であり、「ナトリウム量=塩分量」ではありません。
正確には、次の通りです。
【次回へ続く】
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。