20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である本書の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)
MARCHに分類されるの3大学にはそれぞれジャンルではくくることのできない特徴的な学部がいくつかある。今回はそんな魅力にあふれた学部を紹介する。
青山学院大学・地球社会共生学部
「メディア/空間情報領域」「ソシオロジー領域」「コラボレーション領域」「経済・ビジネス領域」の4領域を組み合わせて学ぶ。
1年次の英語教育は週6コマ、能力別に分けた少人数制のクラスで、ネイティブ講師による講義を実施。また、タイ、マレーシアといった東南アジア地域での半年間にわたる海外留学プログラムが必須で、語学留学とは異なるフィールドワークやインターンシップが課される。
「教授がフレンドリーで気軽に話せる」「半期留学が楽しみ」などの声が。卒業生は旅行・観光業などに就職した人が多い。
青山学院大学・コミュニティ人間科学部
コミュニティ創造をリードする人材を育成する。子ども・若者活動支援、女性活動支援、コミュニティ活動支援、コミュニティ資源継承、コミュニティ創生計画という5つの履修プログラムを持つ。
市区町村の公共施設での仕事や企業の地域貢献活動などを通して、地域づくりを体験。卒業後の進路
は、地方公務員、地域金融機関、NPO法人などを想定している。