米アマゾン・ドット・コムはユーザーのリピート購入を促すことを狙い、自社アプリの新機能をテストした。既存の顧客からより多くの売り上げを得るために講じている方策の一つ。「Buy Again(再び購入)」フィードをテストし、アプリのトップページで最も重要な場所にあるタブに載せた。このタブは、食料品や電子機器などのカテゴリーを含め、顧客の注文履歴を利用して商品を提案する。Buy Againはここ数週間、調査会社ウォッチフル・テクノロジーズが追跡したさまざまなアカウントで使われている。ここ数年プライム会員数が伸び悩みユーザーからの支出も減っているアマゾンは、指定した商品を指定した頻度で配達するサービス「Subscribe & Save(サブスクライブ・アンド・セーブ)」を通じて、顧客をより定期的な購入に向かわせ、またはサブスクリプションベースの注文に誘導しようとしている。