【精神科医が教える】
人はなぜ生きるのか？ 永遠の問いに対する1つの最終結論

誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる！
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。

人が生きる意味とは？

今日は、生きる意味について考えてみたいと思います。人それぞれ、なぜ生きるのかについて、独自の理由を持っていると思います。

アテクシ自身の理由として、まず挙げるならば、この世界が美しいからです。

もちろん、すべてが美しいわけではありません。しかし、美しいものがたくさん存在していることに感謝し、その美しいものを見ていく限り、頑張って生きていきたいなと思うのです。

美しい体験は
はなくならない

もちろん、嫌なことや辛いこともたくさんありますが、美しいものや良い体験がなくなることはないですよね。

美しい体験や素晴らしい瞬間がある限り、生きることに意味を感じます。生きる中で感じる美しい瞬間は、景色や人々、食事の美味しさなど、さまざまです。

道端で見かけた美しい花や、ふと感じる瞬間が、生きていることの素晴らしさを教えてくれるんですね。

生きる力が湧いてくる

皆さんも、生きる中でどんな美しい瞬間を感じるか、自分なりの生きる理由を見つけていくと良いですね。生きる意味は人それぞれ、その一部でも共有できたら嬉しいです。

美しいものや素晴らしい瞬間を大切にし、心の中に溜めておくことで、生きる力が湧いてくることでしょう。

皆さんも、良い意味での精神的な回復ができるよう、大切なものを見つけてくださいね。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。