米アップルは今週に入り、インドの複数の野党議員に対し、国家支援を受けた攻撃者によって携帯電話が標的になっている可能性が高いと通知した。ナレンドラ・モディ政権による監視強化が疑われるとして、一部議員は懸念を表明している。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した2通の電子メールによると、アップルは30日付の通知で「国家に支援された攻撃者があなたを標的としており、あなたのアップルIDにひも付けられたiPhone(アイフォーン)を遠隔操作により危険にさらそうとしている」と伝えた。同社によると、脅威の通知は国家支援型の攻撃を受けたことを裏付けるものではない。