ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループがレバノンのシーア派組織ヒズボラに対し、防空システムを提供する可能性を示す情報を米国が入手した。複数の米当局者が明らかにした。この防空システムは「SA-22」で、対空ミサイルと対空機関砲を使い航空機を迎撃する。米当局者の一人は、防空システムがヒズボラに送られたことを政府は確認していないと述べた。ただ、ワグネルとヒズボラが関与する協議を注視しており、防空システムが供与される可能性は大きな懸念との認識を示した。米軍は東地中海に空母を配備し、イランの支援を受けるヒズボラが北方からイスラエルに対して新たな戦線を展開するのを阻止しようとしている。イスラエルの隣国シリアではワグネルとヒズボラの戦闘員が活動している。
ワグネル、ヒズボラに防空システム提供の可能性 米が情報入手
有料会員限定
あなたにおすすめ