誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】バズりたがる人の落とし穴Photo: Adobe Stock

バズることにとらわれる

今日は、流行りにとらわれないことの大切さについてお話ししたいと思います。

今の時代は何でもかんでも「バズる」ことが重視されている面があります。しかし、そのバズるという現象は、一時的なものであり、流行り廃りが激しいです。

たとえば、YouTubeでの動画制作においても、再生回数を稼いでバズるためにはどうしたらいいかと考えがちですが、それが楽しくなければ、無理して追いかける必要はないのかもしれません。

自分が納得できること

私自身も、YouTubeをやっていますが、再生回数を稼ごうとするのは、あまり好きではないという率直な気持ちがあります。

バズることにこだわるよりも、自分が本当にやりたいことや好きなことに焦点を当て、自分ができる範囲でコツコツと続けるほうが、長期的にファンや支持を得やすいと思っています。

一時的なブームに依存せず、自分が納得できることを大切にし、それに対する賛同を得ることが、地盤を築く大切さなんだと思うんです。

持続的な充実感

一時的に大きなウェーブが来ても、そのまま過ぎ去るだけ。一時的な成功だけではなく、自分のやりたいことに徹することが、持続的な喜びや充実感をもたらすのでしょう。

バズリング戦略みたいなものにとらわれず、自分の道を進むことで、より充実した人生が待っているかもしれませんね。

今日のお話が、何かのヒントや気づきになれば嬉しいです。それでは、素敵な一日をお過ごしください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。