PHOTO: NEETA SATAM FOR THE WALL STREET JOURNAL
米経済はまだ雇用を生み出している。1年前には多くのエコノミストや連邦準備制度理事会(FRB)当局者が、今ごろは雇用が減少しているだろうと考えていた。
労働省が3日発表した10月の非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月に比べ15万人増加した。9月の29万7000人増は下回ったが、増加幅縮小の一因は自動車業界のストライキだ。ストは後に労使の暫定合意を受けて終結する見通しとなったが、労働者は一時、給与を受け取れなかった。