10月7日にイスラム主義組織ハマスが攻撃を開始した数時間後、イスラエルから米国のサプライヤーに依頼が殺到した。できるだけ多くのドローンをできるだけ早くほしいという内容だった。米国のドローン企業の幹部や軍を支援するイスラエル人によると、依頼したのはイスラエルの政府・軍の関係者や市民グループで、一般的に当たり前の存在になりつつある市販の小型ドローンを誰もが探していた。その後、数千台の民生用ドローンがイスラエルに送られた。取引に関わった関係者によると、米国のドローンメーカーが製造したものも含まれていたが、多くは中国企業が生産し、米国で売られていた製品だった。関係者によると、これらのドローンは人質の捜索や情報収集、村の警備に使われているという。
ドローン調達急ぐイスラエル、市販品もかき集め
偵察や人質救出を目的に民生品も手配、米国製も中国製も問わず
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