レバノンのシーア派組織ヒズボラとイスラエル軍が国境を挟んで互いへの攻撃を激化させる中、米国とイスラエルの両政府は中東地域での戦争拡大の可能性を警告した。シリアやイラクに駐留する米軍に対しては、イランから支援を受ける他の組織からの攻撃も続いている。  イスラエル軍は13日もガザ地区への攻撃を継続。包囲された現地の病院に勤めるパレスチナ人医師らは、電力や物資が供給されないことで患者が死亡していると述べた。  ロイド・オースティン米国防長官は、米軍が12日にシリア東部で2回の空爆を実施し、イランが支援する勢力を攻撃したと明らかにした。