一にも二にも「立地」が重要
管理費や修繕費は将来に影響する
不動産会社が指摘する、中古マンション購入時にチェックするべき条件を聞いたところ、以下のようなランキングとなった。
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「立地(駅までのアクセス)」が1位だった。不動産会社からは、「売却することを考えると立地は重要」「価格と立地のバランスを考慮したほうが良い」というコメント(原文ママ、以下同)が上がった。リフォームできる内装とは違い、立地は購入後に変えることができないため、購入時に重視すべきポイントのようだ。
2位は「管理費や修繕費の妥当性」がランクイン。「(管理組合などの)総会議事録を閲覧すれば、当該マンションの抱える現在の問題と将来の問題が分かる」「管理費等が高額になるケースがあるので、値上げの予定の有無や積立状況などをチェックする」といったコメントが寄せられた。マンションは月々のローン支払いとは別に管理費や修繕費などのランニングコストがかかるため、事前に確認が必要だ。
3位は「周辺環境」で、不動産会社からは「駅・病院・学区などをチェックしたほうが良い」「前の入居者に買い物はどの店をよく利用するのかを教えてもらう」といったコメントが寄せられた。
他に、以下のような中古マンション購入時のアドバイスがあった。
「リフォームで修繕可能な部分、自ら修繕できない部分を明確にしておくと良いです」(東京都)
「リフォーム希望の場合、配管が床下なのか階下の天井上なのかなどによって、自身の思惑通りに進まないことがあるので、表面設備ではなく、見えない所の状況を考慮するよう注意すると良いです」(東京都)
「ペット飼育が可能か否か、可能な場合の条件(種類や頭数、サイズなど)を詳細に確認することが欠かせません」(千葉県)