『エリート』

労働者階級の学生3人がスペイン随一のエリート私立高校へ編入することに。ところが学内で富裕層の生徒たちとの間で衝突が起こり、やがて悲劇へと発展していく。
引用元:Netflixより

スペイン随一のエリート私立高校を舞台とする青春サスペンスドラマ『エリート』。スペイン版『ゴシップガール』とも言われているが、物語は学園内で発生した殺害事件の犯人を捜すサスペンスをベースに進んでいく。

ゴージャスでミステリアスな雰囲気のもと、貧困格差や複雑な人間関係などが描かれている点が面白く、ハマる人も多い。今年の6月にシーズン4が配信されたばかりだが、すでにシーズン5、シーズン6への更新が決定している。

『イントゥ・ザ・ナイト』

ハイジャックされた深夜便の乗客乗員たちは、謎の宇宙事象により地上で大惨事が起こっていることを知る。助かるためには、太陽を避け西へ飛行を続けるしかない……。
引用元:Netflixより

ポーランドのSF作家ヤチェク・ドゥカイが2015年に発表したSF小説『The Old Axolotl』を原作にしたドラマ『イントゥ・ザ・ナイト』。Netflixとしては初のベルギー製作のドラマとなっている。「太陽光を浴びると即死するようになった世界」をテーマに、シーズン1はハイジャックされた飛行機の中で物語が進んでいく。

興味本位で観始めてみたら、想像以上に面白かった作品。こちらも1シーズン6話構成、各エピソード約30分となっているため、サクサクと観ることができる。

今年も日本を席巻したNetflixの「韓国ドラマ」

『イカゲーム』

勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。
引用元:Netflixより

今年のNetflixを語る上で欠かせない作品が『イカゲーム』だろう。配信開始から28日間で1億1100万世帯が視聴するなど、全世界で人気を博し、Netflix史上最大のヒット作となった。今年のハロウィンでは世界中で作中に登場するキャラが着用している緑色のジャージや赤色のジャンプスーツを着る人が続出するなど、社会現象を巻き起こした。

グロテスク系やバイオレンス系の作品が苦手な人にはオススメしにくいが、そこが問題ないようであれば、未視聴の人はぜひ年末年始の機会に観てほしい。

『ヴィンチェンツォ』

マフィアの顧問を務める韓国系イタリア人の弁護士が、母国韓国で繰り広げる壮絶な戦い。その目的は、ばく大な富と利権を握る巨大組織に正義の鉄ついを下すこと。
引用元:Netflixより

2020年に大ヒットした韓国ドラマ『愛の不時着』や『梨泰院クラス』に続く形で、2021年に大ヒットした韓国ドラマは『ヴィンチェンツォ』だろう。『ヴィンチェンツォ』は正義が悪を倒す「勧善懲悪」が物語のベースとなっており、巨悪を倒す瞬間の痛快さが印象的な作品。日本のドラマで近いものを挙げるなら、『半沢直樹』だろう。

「韓国ドラマは途中で飽きてしまう」という人もいるだろう。『ヴィンチェンツォ』も3話までは淡々と話が進んでいくが、4話から物語が一気に動く。そこからは1話あたりの長さを感じないくらいにイッキに見てしまう。個人的に今年1番面白かった韓国ドラマだ。

『海街チャチャチャ』

都会を離れ、海辺の町で開業した歯科医と、できないことなど何もない"万能ニート"の青年。すべてにおいて正反対な2人は、何かにつけて衝突してばかりで......。
引用元:Netflixより

『イカゲーム』大ヒットの影に隠れていたからか、あまり話題になっていなかったが、個人的に『ヴィンチェンツォ』と同じくらい面白かったのが『海街チャチャチャ』だ。