現在、Cameoにはラッパーのスヌープ・ドッグ氏やボクシング界のレジェンドであるマイク・タイソン氏を筆頭に、俳優、歌手、コメディアン、アスリート、インフルエンサー、起業家など、5万人以上の有名人が登録している。Baron Appではこの先数カ月以内に日本でもローンチし、日本での有名人獲得を加速させる計画だ。

世界一快適なスニーカー「Allbirds」が二次流通プラットフォームをローンチ

Allbirdsのプレスリリースより
Allbirdsのプレスリリースより

ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオが出資して話題となったサンフランシスコ発のスニーカーブランド「Allbirds」は2022年2月17日、二次流通プラットフォーム「ReRun」を始動した。

ReRunでは、対象店舗で中古のAllbirds製スニーカーの下取りを受け付ける。スニーカーの状態が良ければ、Allbirdsで買い物をする際に20ドル(約2300円)の割引が適用される。回収されたスニーカーは再生され、割引価格で販売される。

Allbirdsは強い環境意識のもと生まれたブランドで、プロダクトにはメリノウールやユーカリの木の繊維といったサステナブル素材を使用する。そのためリセールへの取り組みの開始は、同社にとって自然な動きだったと言える。

米国では近年、Allbirdsのほか、NikeやLevi’s、スポーツウェアブランドのLululemonなど、さまざまなブランドが二次流通プラットフォームを立ち上げてきた。環境配慮の重要性が増す中、今後もより多くのブランドがリセールへの取り組みに乗り出すだろう。

ディズニーがメタバース戦略の責任者を任命、「街」の開発にも乗り出す

The Walt Disney Company(以下、ディズニー)がメタバース戦略を統括する幹部を任命した。同社CEOのボブ・チャペック氏が2022年2月15日に従業員宛ての社内メールで発表したことを、ロイター通信が報じた

今後ディズニーのメタバース戦略をけん引するのは、メディア・娯楽配信部門幹部のマイク・ホワイト氏。同氏は新たに設けられた「ネクスト・ジェネレーション・ストーリーテリング・アンド・コンシューマー・エクスペリエンス」部門の上級副社長に任命された。

ディズニーは2021年11月にメタバースへの事業拡大を発表しており、CEOのチャペック氏は「現実世界とデジタル世界をより密接に結び付け、物語を進化させる」と宣言していた。

また同社は、メタバース戦略を推進する傍ら、現実世界では居住区開発の新事業「Storyliving by Disney」も開始した。2022年2月16日、カリフォルニア州南部に位置するコーチェラ・バレーの湖を囲む一帯に、一戸建てやコンドミニアムなどさまざまな種類の住居を設ける計画を発表。開発にはディズニーランドの設計・開発を担う「Walt Disney Imagineering」が携わるという。