複数の日本企業がブロックチェーンベースのメタバース「The Sandbox」での展開を発表

先週はブロックチェーンベースのメタバース、The Sandboxでの展開を日本企業が相次いで発表した週でもあった。

エイベックスのグループ会社、エイベックス・テクノロジーズは3月1日、2022年度中にテーマパーク「エイベックスランド(仮称)」をThe Sandbox上にオープンする計画を明かした。同日には商業施設「SHIBUYA109渋谷店」などを運営するSHIBUYA109エンタテイメントも、The Sandbox上に「SHIBUYA109 LAND」を開設すると発表。また、スクウェア・エニックスも3月2日、RPGゲーム『Dungeon Siege』をThe Sandbox上で展開する意向を示した。

 

主な資金調達

デジタルスポーツプラットフォーム企業、米Fanaticsが約1730億円の資金調達

世界最大規模のデジタルスポーツプラットフォーム企業、米Fanaticsが15億ドル(約1730億円)の資金調達を実施し、評価額は270億ドル(約3兆円)規模となった。米新聞社「The Wall Street Journal」が3月2日に報じた。Fidelity、BlackRock、Dell Technologiesの創業者、マイケル・デル氏のファミリーオフィス、MSD Capitalなどが出資したという。

アジア系食品のネットスーパー「Weee!」が約490億円の資金調達

アジア系食品のネットスーパー「Weee!」を展開する米スタートアップ・Weee!は2月28日、シリーズEラウンドで4億2500万ドル(約490億円)の資金調達を実施したと明かした。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの2号ファンドがラウンドをリードした。