SHElikesの受講生の方を「シーメイト」と呼んでいるんですが、TwitterはSHElikesのアカウントから発信するというよりは、シーメイトさん同士のTwitter上でのつながりを大切に考えています。「#シーライクス」というタグとともにTwitterに投稿される学習進捗やキャリアチェンジ報告などの口コミは、月に7000件以上もあるんです。オンライン学習を主軸としながらも、SHEのコミュニティで皆さんがつながってくださっているのが嬉しいですね。

──シーメイトさんたちは、初めから活発にツイートされていたんですか。

イベントなどをきっかけに、熱狂的なUGC(User Generated Contents=ユーザーの手によって制作されたコンテンツ)が生まれることは以前からありました。でも、自発的・定常的にシーメイトさんが発信するようになったのは、SHE社内で「Twitterキャンペーン祭り」を実施したことがきっかけです。

2カ月限定で社員全員にTwitterをやってもらって、1番フォロワーを増やせた人にインセンティブを出したんです。これがきっかけになって、その後はインセンティブがなくてもTwitterでシーメイトさんとやりとりする社員が増えました。Twitterにインタラクティブ性が生まれた、転換点です。

現在、SHElikesのTwitterアカウントでは、年に4回ほどハッシュタグつきのお題企画を実施しています。シーメイトさんたちがさらに発信しやすいよう、きっかけをつくることが目的です。

──企業はTwitterを宣伝に使いたがります。でもSHElikesのアカウントは、シーメイトさんたちの会話を盛り上げるための触媒のような役割なんですね。

そうですね。お題投稿でUGCが生まれるだけでなく、SHElikesの会員でない方にも、コミュニティの熱狂を感じてもらうことができます。

副次的な効果として、SHElikesの入会を検討している方たちに、「こんなに楽しそうなコミュニティなら私も入りたい」と思ってもらえることもありますね。

シーメイトさんたちの盛り上がりが、SHElikesのブランドイメージを支えていると考えています。

ファーストタッチポイントをInstagramで

──Instagramはどのように活用されていますか。

Instagramは現在、SHEのことをまったく知らない人が初めてSHElikesに触れる、主な「ファーストタッチポイント」になっています。