「検証を進めるに連れて、課題の大きさを感じるとともに、このサービスを通じて少しでも状況を変えていきたいという思いが強くなりました。実現したい世界観はシンプルで、市場原理が働くようになった結果、良いサービスが適正に評価されて、広がっていくこと。フェアなマーケットを作っていくことで社会問題の解決に貢献したいです」(豊田氏)

豊田氏によると管理組合向けの大規模修繕工事だけでも年間のGMV(完成工事高)は5000億円前後の規模になり、ビルやホテルの工事など周辺領域も含めると年間1兆円ほどの市場になる見立てだという。スマート修繕としては今後マンションの大規模修繕工事を軸として事業領域を広げていく計画だ。