岸田内閣が2022年を「スタートアップ創出元年」とし、年末までに5か年計画をまとめ、イノベーションの鍵となるスタートアップを5年で10倍に増やすと宣言したことは記憶に新しい。
スタートアップの創出・育成に向けて政府が力を注ぐ中、経済産業省は6月21日、経済産業省と関係独立行政法人などが行っているスタートアップ関連の支援策を取りまとめた冊子「METI Startup Policies ~経済産業省スタートアップ支援策一覧~」を発行した。同冊子には、 補助金や融資などスタートアップの成長を直接サポートする支援策や、 スタートアップの成長を支援する投資家・研究機関・大学・自治体の活動を支援する税制や制度など、 合計69個の支援策が盛り込まれている。
なお、今回取りまとめた冊子に加え、2022年7月には経済産業省と関係独立行政法人などが行っているスタートアップ関連の支援策情報を掲載したポータルサイトをオープンする予定だという。