セキュリティ診断を展開するBoostIO

自社サービスのセキュリティ対策を行う有効手段として、海外で浸透し始めているのが「バグバウンティ(脆弱性報奨金制度)」だ。バグバウンティは、企業が自社の製品やサービスに対する脆弱性診断プログラムを公開し、セキュリティリサーチャーが脆弱性を発見・報告することで企業から報奨金を受け取ることが出来る仕組み。

BoostIOは、数千円からセキュリティリサーチャーに成果報酬型で脆弱性診断を依頼でき、エンジニア採用まで対応したクラウドソーシングサービス「IssueHunt(イシューハント)」を展開する。7月8日にサービスをリリースした。

WEBサイト上で商談を実現するジェイタマズ

リモートワークやオンラインを使った営業が普及したことで、ウェブサイト経由での新規顧客獲得の重要性が高まっている。そうした中、ワンクリックするだけで、既存のウェブサイト上で顧客と音声通話ができるウェブ接客ツール「OPTEMO(オプテモ)」を展開するのがジェイタマズだ。

OPTEMOは個人情報や特定のツール、専用URLなどが不要。いま見ているウェブサイト上でそのままオンライン商談を行うことができる。2022年1月には、SBIインベストメント、千葉道場ファンド、Headline Asia、Skyland Venturesを引受先とする第三者割当増資により、総額8500万円の資金調達を実施している。

電話応答を自動化するIVRy

音声やSMSなどによる自動応答機能によって電話業務の一部を自動化するサービス「IVRy」を提供する。3000円の月額利用料に、550円の電話番号維持代や通話代が加算される仕組み。ミニマムで月額数千円から使えるため、コスト面のハードルが低いのが特徴となっている。

2020年7月にベータ版として提供を開始し、同年11月に正式版をリリース。サービスを利用するアカウント数は1300件を超え、主に病院・クリニック、企業の代表電話・部署電話、飲食店、美容院、ECなどの業界・業種で利用されている。IVRyを活用することで営業電話への対応の工数を80%削減、1日数万件を超えるワクチン予約の電話を自動応答の実現などの事例も生まれているという。

2021年12月には、フェムトパートナーズとプレイドを引受先とする第三者割当増資により、約3億円の資金調達を実施している。

ベンダーとパートナーの連携を自動化するパートナーサクセス

ベンダー(製造元)のパートナー(代理店)が行っている煩雑な業務フローの大部分を自動化・分析。代理店の案件進捗や行動を可視化し、データベース化するPRM(パートナーリレーションシップマネジメント)ツール「PartnerSuccess」を展開している。