1on1支援に特化したツールとしては、国内には「Teamup(チームアップ)」や「Wistant(ウィスタント)」といったプレーヤーがいるほか、タレントマネジメントシステムの「Talent Palette(タレントパレット)」や「HR Brain」が1on1向け機能を提供している。そういったツールと比較した際、Kakeaiの強みになっているのが「使いやすさ」だという。

KAKEAI代表取締役社長兼CEOの本田英貴氏
KAKEAI代表取締役社長兼CEOの本田英貴氏

「Kakeaiは話したいトピックを事前に選択する仕組みに加え、上司の得意・不得意を表示したり、マネジャーが持つ部下への関わり方のコツをデータベースにストックしたりする仕組みなどは特許を取得しており、それが独自の使いやすさになっています」(本田氏)

そうした点が大きな強みとなっており、他ツールと比較・検討された際も「(今のところ)Kakeaiが100%選ばれている」(本田氏)という。

これまではエンタープライズ向けにプロダクトの機能開発に取り組んできたKAKEAIだが、最近では地方の中小企業や数人のスモールチームからのニーズも増えているとのこと。そうしたニーズの多様化も踏まえ、今後はスモールチーム版のプロダクトの開発に取り組んでいくほか、1on1自体を社会全体に浸透させていくため、マーケティングにも注力していく。