日本発から、世界へ──スタートアップ業界では幾度となく言われてきた言葉だが、なかなかメルカリやスマートニュースに続くような企業は出てこなかった。そうした中でのコミューンとZEALSによる米国法人の設立などの動き。これらをきっかけに、米国市場における日本発toBスタートアップの存在感が高まっていくかもしれない。

その他のスタートアップニュース

Nota、総額6億円の資金調達を実施

コンテンツキャプチャツール「Gyazo」や検索型FAQシステム「Helpfeel」などを手がけるNotaは9月5日、One Capitalをリード投資家とし、Salesforce Ventures、みやこキャピタルを引受先とした第三者割当増資により、シリーズCラウンドで総額6億円の資金調達を実施したことを発表した。

SOXAI、総額3億1500万円の資金調達を実施

健康管理用スマートリング「SOXAI Ring(ソクサイ リング)」を開発するSOXAIは9月5日、大正製薬、りそなキャピタル、PKSHA SPARXアルゴリズムを引受先とし、コンバーティブルノートなどにより総額3.15億円の資金調達を実施したことを発表した。

リージョナルフィッシュ、約20.4億円の資金調達を実施

ゲノム編集を軸とした品種改良技術を用いて、水産業の変革に挑むリージョナルフィッシュは9月5日、Beyond Next Ventures、荏原製作所、NTTファイナンス、三菱UFJキャピタルなど複数の投資家を引受先とした第三者割当増資により、シリーズBラウンドで約20.4億円の資金調達を実施したことを発表した。

DCM、シード投資プログラム「DCM Atlas」を開催へ

米国発のVC・DCMは9月5日、3〜5社程度の創業直後のスタートアップに対して、4000万円の出資に加えて、5カ月間にわたってコーチングやプロダクトマネジメントに関する指導などを行うシード投資プログラム「DCM Atlas」の開催を発表した。

テイラー、約5.7億円の資金調達を実施

業務システム開発基盤「Tailor Platform(テイラープラットフォーム)」を提供するテイラーは9月6日、グローバル・ブレイン、Y Combinatorを引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドで約5.7億円の資金調達を実施したことを発表した。

iSurgery、総額8,000万円の資金調達を実施

骨粗しょう症検診用AI医療機器を開発するiSurgeryは9月6日、ディープコア、ソフトバンクの子会社で、愛知県スタートアップ支援拠点「STATION Ai」の運営事業を担うSTATION Ai、ディープコアが共同で運営する「STATION Ai Central Japan」を引受先とする第三者割当増資により、総額8000万円の資金調達を実施したことを発表した。