今回のシリーズBラウンドでの調達額は約12億円。累計の調達額は約20億円となった。

Googleやfreeeで事業の経験を積んできたが、自身でプロダクトを立ち上げたり、起業家として会社を経営したりするのは村尾氏にとっても初めてのこと。「前回調達からの半年間はすごく苦しんだ」と振り返るが、その期間を経て大きな成長を目指せる状態が整いつつある。

現在は導入事例を広げる横への展開と、1つの企業内で深く使ってもらう縦への展開を並行して進めているところだ。まずは「エンタープライズにおいて1社の全社導入、5社のロイヤルカスタマーの創出、100社のシェアの獲得」を目指しながら、より幅広い企業へサービスを届けていくためのチームを立ち上げ、日本企業の生産性向上を支えていきたいという。