同社が掲げる将来像の実現を目指して10月26日には、WOVN.ioの新機能「地域別翻訳機能」をリリースしている。同じ英語でもアメリカ英語とイギリス英語、さらにはオーストラリア、カナダ、シンガポールなどで、言語の地域差が生じることはよく知られるところだ。英語だけでなく、ポルトガルとブラジルのポルトガル語、フランスとカナダのフランス語など、発音や単語、スペルの違いはさまざまな地域で存在する。この地域に応じた翻訳やコンテンツの出し分けを可能にする機能が地域別翻訳機能だ。
渡航制限の緩和に寄せて、林氏はこう語っている。「1年後かもしれないし、3年後かも5年後かもしれませんが、コロナが明けて、また人が移動するときは必ず来ます。そうなったとき、WOVNはとてつもなく強くなっているようにしたい。次のインバウンドが来るときには、新たなインバウンド客を、国を代表する技術でもてなせるようにしようと考えています」(林氏)