いま、CZUR TECHが大きく成長を続けている理由のひとつに、新型コロナウィルスによる時代の変化があったことは間違いない。誰もが予想だにしなかったテレワーク時代の到来により、今後オーバーヘッドスキャナーのマーケット拡大や競争の激化が予想されるが、私たちは競合他社をそこまで警戒していない。

最初にオフィス用品の軽量化、個人化の読みを見誤っていたら、ここまでの成長は無かったと思うが、経営者としてこの激動する時代の流れを先読みし、産業の方向性を見極めること自体、非常に難しい。だからこそ自分たちの強みさえ明白にすることができれば、自然とプロフェッショナリティーがブラッシュアップされ、自分たちの進むべき道が見えて来るのではないだろうか。

教育・研究機関での人気が高く、外国語の論文や文献調査に活用されている
教育・研究機関での人気が高く、外国語の論文や文献調査に活用されている

そのため、切磋琢磨し合える競合他社は良きライバルであり、これからも相乗効果により互いに向上しながらマーケットを盛り上げたいと考えている。悪質な製造や宣伝でオーバーヘッドスキャナーへの印象が悪くなること以外は基本的に大歓迎だ。

最後になるが、要求レベルの高い日本で評価された製品はどの国でも自信を持って販売できると確信している。今後も自分たちの強みを活かし、ユーザーに満足頂ける様なモノづくりを続けていきたいと思っている。

CZUR TEC代表の周 康(シュウ コウ)氏
CZUR TEC代表の周 康(シュウ コウ)氏

周 康(シュウ コウ)CZUR TECH CO.,LTD代表
大連理工大学在学中に大連荘傑コンサルティングを共同設立。その後、ホワイトハウスエンターテイメント株式会社を共同設立し、COOを務める。起業家ワークショップカフェの運営およびモデル起業家として活動を続ける傍ら、スキャナーの開発を進めるため2013年にCZUR TECHを設立。オーバーヘッドスキャナーの更なる普及活動に尽力する。