──Spotifyなどのサブスクリプションサービスはアーティストにとって、どういう存在でしょうか。

自分の魅力をアピールできる場所だと思っています。サブスクリプションサービスのおかげで全世界に発信しやすく、いろんな国で聞いてもらえる可能性が広がるのは良いことです。実際、Spotifyなどを通して自分の曲が世界中に広がっていくのを見るのは面白かったですし、「TAXI feat. tofubeats」のヒットがきっかけとなり、過去の曲が掘り起こされる形で再生回数が増えていったのはサブスクリプションサービスならではだと思います。

──最近のヒット曲はTikTokから生まれることもあります。NOAさんは自身でダンスの振り付けも考えられるそうですが、TikTok映えなどは意識されますか。

踊ってもらいやすい振り付けなどは意識しますね。例えば、ファーストEPのリード曲「Too Young」はMVの中でもTikTokをイメージした映像があります。またコロナ禍の2021年1月にリリースしたので、家の中でも踊ってもらえるように、特に意識して振り付けを考えました。

──最後にNOAさんが目指すアーティスト像を教えてください。

自分は今まで、いろんなアーティストの曲に勇気づけられたり、背中を押されたりしてきました。今はアーティストという立場になったからこそ、自分の曲を聞いてくださる人に元気や一歩踏み出すきっかけを提供できるアーティストになりたいと思っています。