海外・国内旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「圧巻の自然景観! 悠久の時間が創ったアメリカの国立公園はなぜ予約が必要なのか? 」です。アメリカ西部を中心とする国立公園・国定公園の楽しみ方や、コロナ禍によって変更のあったシステムについてご紹介します。(写真/ふじもとたかね、iStock・文/地球の歩き方書籍編集部 ふじもとたかね)
事前の準備と直前のチェックが
欠かせない国立公園の旅
パンデミックの最中、アメリカの国立公園では海外からの観光客が激減した半面、アメリカ国内からの訪問者が大幅に増えました。敷地が広大で人が密集することのない国立公園は大人気で、海外からの観光客も回復した現在、どこの公園も混雑しています。
そこで入園ゲートでの渋滞や駐車場不足の対策として、事前予約制を導入する公園が登場しています。グレイシャー国立公園のように4ヵ月前から予約受付が始まる公園もあるので、計画は早めに立てるのがおすすめです。さらにキャッシュレスを導入する公園も増大中。グランドキャニオン、モニュメントバレー、ヨセミテなどでは入園ゲートで現金を扱っておらず、クレジットカードでの支払いが求められます。
これらのシステムは毎年のように変更されていますので、旅に出ようと思い立ったら行きたい公園のサイトをチェック。訪れる直前にも道路工事や山火事による閉鎖がないか再チェックを。なお、ナバホ族居留地にあるモニュメントバレーなどではマスク着用が推奨されているので、持参しましょう。
URL https://www.nps.gov