自宅などで不慣れなウェブ面接を行うと、設定の問題で音声がうまく聞こえなかったり、通信環境が悪くて映像が固まってしまったりと、環境の不備によるトラブルが起こりやすい。しかしそういった環境についての確認を怠ったまま、面接での回答ばかりを考えて当日を迎える人が多いのだ。普段使わないツールを使うからこそ、必ず事前に確認しておいた方がいい。
また、カメラに映るものを意識する必要もある。
「人の感情表現は、首から上の動きと手の動きで読み取れるものなのですが、ウェブ面接のカメラで写るのは肩より上。気を付けないと、手が全く見えなくなってしまうので、できる限り見えるように意識するといいと思います。あと、背景に物が映っていたり雑音のある場所にいたりすると、そちらが気になってしまうので要注意です」(前澤氏)