北川氏は、今後は2店舗の反響をもとに店舗数拡大を検討するほか、日本の商品を海外へ、海外の商品を日本へ、といった具合に企業の越境を支援する役割を果たしていきたいと考えている。また、b8taは米国ではトイザらスなど企業に対しRaaSソリューションを提供しているが、日本でも商業施設などに向けたB2B事業の展開を目指すという。

b8ta Japanでは抹茶の「千休」や和紙布を使用したスニーカー「オリガミクス 和紙布スリッポン」など、日本の伝統を感じさせる商品も扱っている。D2Cだけでなく、それら「日本ならでは」の商品を他国のb8ta店舗に並べていくことが、b8ta Japanが存在感を出していく上では重要だ。北川氏は日本の伝統工芸やものづくりの会社の海外展開を「将来的にはサポートしていきたい」と意気込む。