正解は 2
解説 ①の株価チャートは、直近の最高値をつけてから、一度株価を下げています。そのあと、少しもち返していますが、最高値は更新できずにいる状態です。
ここから、さらに株価が上昇して直近の最高値を更新する可能性もありますが、ここは売ってもいいタイミングでしょう。
業績の裏づけのある
株価上昇に着目
②の株価チャートの形は、売らないほうがいいです。
出来高をともなって株価が上がっている要因に、実態のある業績の裏づけがあるのなら、このうえない絶好の買いのタイミングでもあります。
余裕資金があれば、買い増しをしてもいいくらいです。
株価が下がる度合い
に着目
ずっとグズグズしていた株価が、大きな出来高とともに急上昇しはじめたら、しっかりと握っておきましょう。
③は、上昇トレンドが一巡して、少し株価が落ちてきた形のチャートです。
まだまだ伸びしろがあると考えるなら、もう少し保有し続けてもいいのですが、下がりはじめの角度が急なこともあり、売ってしまってもいいタイミングです。
下降トレンドの株は
避けるのが基本
④は、いったん上がった株価の下降トレンドがしばらく継続しているチャートの形ですが、こうなる前に、さっさと売ってしまいましょう。
また、よほどの好材料がない限り、下降トレンドのチャートの株を買うのは、避けたほうが無難です。
ポイント グズグズしていた株価が出来高の増加とともに上昇しはじめたら絶好の買いタイミング
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。