「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場!新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です! この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。
リバウンドどころか、さらに8キロ減に成功していた!
前著のビフォー・アフターにも登場してくれた市村さん(その時のダイヤモンドオンラインの記事はこちら)。その後もリバウンドゼロ、しかもさらに痩せたという噂を聞きつけ、新たにお話を伺いました。
「前著で取材された時は、3か月で-17キロ近く痩せたのですが、その後の2年でさらに8キロ痩せました。今も、75キロを目指して3勤1休ダイエットを緩やかに続けています。お正月など会食が多い時や、ストレスがかかったときなどには体重が一時的に増えることもありますが、そのまま増え続けることはないです。ちょっと増えても、食事を調整すればすぐ元に戻るから挫折することもありません。一度でも食べ過ぎたら終わり、一度でも体重が増えたら終わり…ではないのが3勤1休ダイエットのいいところです。それにしても、以前の私は本当にパンパンですね(笑)。この頃の自分に『大丈夫。3か月後には痩せられるからね』と言ってあげたいです」
このダイエットは、3日ダイエットモードONにしたら、1日ダイエットをOFF。ダイエットモードONの日も、8~10時間以内に食事の時間を収める、高脂質・高糖質のものを避けるなどのルールがあるだけで極端な食事制限がありません。そして、3か月間はONの日もOFFの日も、体重や食べたものをレコーディング(記録)するのがルールです。3か月を終えると、だいたい、どのくらい食べたら太るのかが分かってくるので、レコーディングをしなくてもそのまま維持、あるいは市村さんのようにさらに痩せていく人もいます。クリスマスやお正月に食べ過ぎたとしても、調整の仕方が分かるので、そのまま太るということがなくなるのです。
*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
医師・西井医院院長
2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。