玄米か胚芽米で血糖値の上昇を防ぐ

 ご飯は白米ではなく、玄米か胚芽米を用意します。白米よりも食物繊維やビタミンB群、ミネラルが豊富に含まれているので、血糖値の急上昇を防ぎ、代謝アップしながらダイエットすることができます。

 みそ汁の具は小松菜やほうれん草、キャベツなどの野菜、しめじやえのき、まいたけなどのきのこ類、ワカメやもずくなどの海藻類、タンパク源として鶏ささみ肉、豆腐、卵を用意しておきましょう。

 必ず入れたいのは、タンパク質が取れる鶏ささみ肉や豆腐、卵。その他に野菜、きのこ類、海藻類などを入れることで、タンパク質にビタミン、ミネラル、食物繊維が加わり、必要な栄養を取りながらダイエットすることができます。また、タンパク質を多く含む食材は腹持ちが良いため満足感にもつながります。

 それでは、「新・食べるダイエット」のやり方をお伝えします。

【1日目】

 準備期として、3食のうち1食をプロテインに置き換えます。おすすめは夕食ですが、難しい方は昼食でもOKです。朝食ともう1食は玄米か胚芽米のご飯(150g)と具沢山のみそ汁を食べます。よく噛んで味わって食べることで満足感がアップします。

【2日目と3日目】

 リセット期として、3食のうち2食をプロテインに置き換えます。おすすめは昼食と夕食です。あとの1食は、玄米か胚芽米のご飯(150g)と具だくさんのみそ汁を食べます。タンパク質、糖質、脂質を適量取っているので、満足感もあり、血糖値が安定してきます。途中でおなかがすいて我慢できない場合は、間食にもプロテインを取りましょう。

 3日間の間、水で水分を取るようにしましょう。寒い時期は、白湯や常温で飲むと身体を冷やすことなく代謝アップにもつながります。また、普段の生活で活動量を上げていきましょう。大股で歩く、早歩きをする、階段を使う、姿勢を良くするなど日常生活でできることを取り入れるのがミソです。