ハーバード大卒の元理論物理学者、元楽天CDO(チーフデータオフィサー)である北川拓也氏が解き明かす、想像を超えた進化を続けるAIの未来とは。特集「量子コンピュータの旗手が予言『超進化AI』の未来」の第1回目では、いち早くAI活用を成功させた将棋界の事例を解説。AIが人間の飛躍的なレベルアップを促したのはなぜか。また、将棋の楽しみ方を変えたAI活用法も紹介する。

今回の動画で学べるTOPIC
・藤井聡太の事例から考えるAIとの付き合い方
・将棋界は人気向上のためにAIをいかに活用したか
・AIは「UX」や「CX」の向上にも貢献

北川拓也(きたがわ・たくや)
冷却原子を基にした量子コンピューターの開発、製造を行うQuEra computingのPresident兼取締役。元楽天常務執行役員、CDO(チーフデータオフィサー)兼楽天技術研究所グローバル所長。グループ全体のAI・データ戦略・研究の実行を担い、日本を含む、アメリカやインド、フランス、シンガポールを含む海外5拠点の組織を統括した。Well-being for planet earth、雲孫財団共同創業者。過去に物性物理の理論物理学者として、非平衡のトポロジカル相の導出理論を提案。トポロジカル物質を産業化するTopologicの共同創業者。株式会社メルカリ社外取締役。ハーバード大学数学・物理学専攻、同大学院物理学科博士課程修了。