ディフェンダー
*本記事はMEN’S EX ONLINEからの転載です。

 オフロードでこれ以上の安定感をみせてくれるクルマが他にあるだろうか。昨年末に行われたディフェンダーの試乗会はまさにその真価を体感するにふさわしいものだった。 英国を代表するプレミアムオフローダーとして知られるディフェンダー。2023年の春には、ディフェンダー110に待望のV8エンジン(5.0ℓ)モデルが追加となった。

現在、ディフェンダーには2列シート5人乗りと3列シート7人乗りの110の他、3ドアショートボディの90、3列シート8人乗りと5人乗り仕様の130の展開がある。エンジンは2.0ℓ直4ガソリンターボ、3.0ℓ直6ディーゼルターボが用意される。現在、ディフェンダーには2列シート5人乗りと3列シート7人乗りの110の他、3ドアショートボディの90、3列シート8人乗りと5人乗り仕様の130の展開がある。エンジンは2.0ℓ直4ガソリンターボ、3.0ℓ直6ディーゼルターボが用意される。

 いまや希少となった5.0ℓV8エンジンは、アクセルを踏み込むと、これがスポーツカーだと見せつけるかのように唸りをあげて、加速する。オフロードは無論のこと、オンロードでも抜群の安定感を誇る。ロングツアラーとしてもその役割はしっかり果たしているといえよう。

ディフェンダー

 試乗会当日は小雨が降り、前日には雪も降ったとあって、走行予定の山道は普段以上に凸凹しており、水たまりもあちらこちらにできていた。視界も悪く、ガードレールもない山道。ところどころ道幅は狭く、でこぼこと不安定な道を走るにあたって、心強かったのが、3DビューおよびClearSightグラウンドビュー機能だ。こちらは、リアルタイムのカメラ映像で、クルマの左右やボンネット下の状況をディスプレーに映し出してくれる機能。試乗前は車体の大きさに圧倒された部分もあったが、こうした機能を駆使すれば安心してハンドルを握れるものだ。