「背中を押す」→英語で何て言う?英語脳リミッターを解除する“いい加減”学習法インプット、アウトプットの両面において、ある意味「いい加減でいいや」と心身ともにリラックスすると、左脳モードから右脳モードに切り替えられる(写真はイメージです) Photo;PIXTA

学校の授業でも英語を学び、英会話教室に通ったり、色々な勉強法を試したりしてみたけれど効果が出ない。頑張っているのに英語が話せない。そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?日米で速読法を学び1800人以上に教えてきたMax二宮氏は、英語を読むときのクセ(リミッター)をとり、体も心も脳もリラックスさせて、「ふわっと」ラクに英語と向き合うことが英語力を高めるコツ、といいます。Max二宮氏著『「ふわっと速読」で英語脳が目覚める!』(青春出版社)から、誰でもできる英語が上達する方法を紹介します。

英語の理解に必要な「イマジネーション」と「アソシエーション」

「英語脳」という言葉がありますが、聞いたことがあるでしょうか?

 英語を英語のまま理解する脳のことですが、もっと具体的に言うと「日本語を介さずに、英語から直接、意味をイメージする脳の使い方」のことです。

 例えば「apple」と聞いたら、日本語に訳さなくても、パッとりんごの絵が思い浮かぶのではないでしょうか? 人は入ってくる情報を理解するときに、自分の経験や知識として持っている記憶と結びつけようとします。

 視覚からの記憶がメインなので、ビジュアルのイメージとして思い出し、理解することが多く、これを「イマジネーション(imagination)」と言います。