米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は最近、多くの懸案を抱えている。だが、アクティビスト(物言う株主)のネルソン・ペルツ氏はもはやその一つではないはずだ。ディズニーが7日発表した2023年10-12月期(第1四半期)決算は、実際の数字とは関係のない二つの理由で注目されていた。一つ目は、同社が4月上旬の年次株主総会で2件の委任状争奪戦に直面する前に決算を発表するのは、これが最後だったからだ。そのうち1件はペルツ氏率いるトライアン・ファンド・マネジメントが支援している。
ディズニーCEO、委任状争奪戦での勝利が視野に
好決算やエピックゲームズへの出資、新スポーツアプリが後押しに
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