コカ・コーラ株は近頃、持っていても退屈な銘柄だ。だが、それほど悪いことではないかもしれない。世界的な飲料メーカーである米コカ・コーラが13日発表した2023年10-12月期(第4四半期)決算は底堅く、投資家のポートフォリオにとって安定した業績が魅力であることを示した。10-12月期の既存事業売上高(合併や為替変動の影響を除く)は前年同期比12%増加した。値上げが主に寄与したが、心強いことに、ユニットケース販売数量は前年同期比2%増となった。これは、世界中の消費者が同社の値上げに動揺していないことを示唆している。北米のユニットケース販売数量は1%減少したが、他の地域は全てプラスだった。一方、競合するペプシコが先週発表した10-12月期(第4四半期)決算は、既存事業売上高が前年同期比4.5%増だったが、販売数量はスナック菓子フリトレーを含む「手軽な食品」で3%減、飲料で2%減とマイナスだった。
コカ・コーラ株、今が買い時か
安定した売上高の伸び、ヘッジとしての魅力増す
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