人工知能(AI)の台頭は技術系求職者にも影響を及ぼしつつある。高い給与とその技能に対する需要の強さが当たり前となっていた彼らは今、新たな現実に直面している。AIを学ばなければ数年前と同じような給与は期待できないという現実だ。最近解雇されたIT技術者がすぐに新しい仕事を見つけられないのは、彼らの技能と期待される給与額との間にミスマッチが生じているからだ。コンサルティング会社ジャンコ・アソシエイツが米労働省のデータを調査した結果、それが明らかになったと同社のビクター・ジャヌライティス最高経営責任者(CEO)は述べている。「彼らは給与が20万ドル(約3000万円)の仕事を探しているが、技能がないため見つからない」とジャヌライティス氏は言う。「売掛金関連のプロジェクトマネジャーだったとしても、それ以外のことを知らなければ仕事を見つけるのは難しいだろう」
AIスキルなきテック系求職者、給与も役割も減る
人工知能によってIT職の自動化が加速し、米国のIT雇用市場は今年さらに2~3万人縮小する見通し
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