最高の腹筋づくりに効果的なエクササイズを紹介

 あらゆる角度から体幹を鍛え、自慢のシックスパックを構築しましょう。エリス氏とサミュエル氏の推奨する体幹エクササイズ5種類を紹介します。ウォームアップにも、フィニッシャーにも、その中間に取り入れるのも文句なしの効果を期待できるエクササイズです。

メディシンボール・ラテラルトス

man training with medicine ballPhoto:Hirurg//Getty Images

【期待できる効果】

「体幹の回旋が整うだけでなく、アスリートとしての能力全般を向上させることができる」とエリス氏は言います。そして、こう加えて言います。

「上半身と下半身が滑らかに連動し、思い通りに動く身体が手に入ります」

【やり方】

1. 右半身を壁に向けて立ちます。壁との距離はおよそ1.2メートルほど。両手でメディシンボールを持ち、腰の左側に構えます。

2. 両膝を軽く曲げ、体幹を回旋させる勢いでボールを右側に振り、胸の高さ目掛けて壁に投げます。

3. 跳ね返ったメディシンボールをキャッチしたら、投げるときとは反対方向の回旋を加えながら、最初のポジションに戻ります。ボールがうまく跳ね返らなかった場合には、拾い上げて最初の構えに戻ります。

【セット数/レップ数】

左右とも5レップずつ、2セット。