ハンギング・ニーレイズ(ハンギング・レッグレイズ)
【期待できる効果】
クランチの際に背骨を屈曲させる動きにも、体幹の力が関わっています。このハンギング・ニーレイズ(ハンギング・レッグレイズ)、あるいはより簡単にできるニータック、これらのエクササイズもまた、体幹を鍛えるのに適しているとサミュエル氏は言います。(スプリントや腿(もも)上げのように)脚を高く上げる下半身の動作によって体幹に働きかけることで、腹直筋も確実に強化されるのです。
体脂肪が減り、筋肉量が増えるに従い、脚をまっすぐ伸ばしたまま上げるようにしたり、爪先がバーにつくまでになれば究極のハンギング・レッグレイズが完成します。
【やり方】
1. オーバーハンドグリップでバーを握り、ぶら下がります。両脚はまっすぐ下に垂らしましょう。
2. 全身が揺れてしまわないように、両肩、腹筋、大臀筋(だいでんきん)を引き締めます。太腿(ふともも)と床が平行になるまで両膝を上げていきます。体幹に力を込めて、上体が丸くならないように意識しましょう。
3. 引き上げた両脚を、コントロールを失わないように気をつけながら、元の位置に戻します。この動作を繰り返します。
【セット数/レップ数】
5~8レップを3セット
【脚注】
*1:Beyond Numbers Performance
*2:Instagram:Ebenezer Samuel, C.S.C.S.
*3:National Library of Medicine:Slow and Steady, or Hard and Fast? A Systematic Review and Meta-Analysis of Studies Comparing Body Composition Changes between Interval Training and Moderate Intensity Continuous Training
*4:National Library of Medicine:Dietary protein for athletes: from requirements to optimum adaptation
Text by Greg Presto and Cori Ritchey, C.S.C.S.
Translation / Kazuki Kimura
Edit / Ryutaro Hayashi
※この翻訳は抄訳です。
From: Men's Health US