若手は「雑務」でテストマーケティングされている
飲み会の幹事は一般的に、「面倒」「雑務」「やらされ仕事」「失敗したくない」「避けたい」「やりたくない」「できて当たり前」「誰にもできる仕事」というような声が多いですよね。「当たり前だよ」と感じる人ももしかするといるかもしれません。
でも私がお伝えしたいのは、幹事の仕事は、全ビジネスの基礎中の基礎だということです。
幹事の仕事ができるということは、「きっとこの人はビジネスにおいてもできる人だな」という予測が立ちます。すると自然と、仕事を任される機会も増えていくでしょう。
特に若手社員や新入社員は、まだ、「どんな人となりか」「どれくらい仕事ができるのか」が上司はつかめていません。だからこそ、「雑務」でまず、テストマーケティングするのです。
つまり、「幹事」を完璧にこなすことによって、「あ、この人は信頼できるな、大丈夫そうだな」という信頼感を周囲に与えるきっかけになるのです。