MG「サイバースター」(中国)
古くからの自動車ファンなら、MGといえば英国のライトウエイトスポーツカーメーカーだと認識しているだろう。だが現在は中国の上海汽車に買収されている。タイでは人気が高く、街中でもよくMGのエンブレムを見かける。 このサイバースターは、スポーツカーメーカーであったMGの復活を感じさせるオープン2シーターEV。前後にモーターを配置したツインモーター4WDで、最高出力は544馬力と言われている。過度なハイパワーユニットを採用しなかったところは、かつての英国MG車のコンセプトをほうふつとさせる拡大画像表示
MG「4エレクトリック」(中国)
全長4.3m、全幅1.8mのコンパクトなボディを持つ5ドアハッチバックモデル。バッテリー、モーター、駆動方式によって4タイプが用意される。もっともパワフルなXパワーは4WDで、0→100km/hを3.8秒で加速する瞬足さを持つ拡大画像表示
MG「EP」(中国)
世界的に絶滅危惧種になりつつあるステーションワゴンのパッケージングを採用するEV。4544mmの全長、1818mmの全幅はカローラツーリングよりもひとまわり大きい。120kWのモーターを搭載、380kmの航続距離を誇る拡大画像表示
シャオペン「G6」(中国)
2014年に中国で創業された新興のEVメーカーがシャオペンだ。ニューヨーク証券取引所への上場や、フォルクスワーゲンが出資するなど話題に事欠かない。 G6はシャオペンの5番目のモデルとして2023年に登場したミドルサイズのクロスオーバーSUV。基本駆動方式はRWDで4WDも用意されている。前者のモーターは218kW、後者のモーターは358kWとなる。標準バッテリー容量は66kWhで87.5kWhの大容量バッテリーも設定される拡大画像表示
ビンファスト「VF3」(ベトナム)
記事でも紹介したベトナムのEV専業メーカー・ビンファストのラインアップのなかで最もコンパクトなモデル。全長×全幅×全高は3130×1680×1320(mm)で、日本の5ナンバーサイズにも十分に収まるもの。平面構成のボディパネルによる演出は、ジムニーなどのコンパクトSUVをほうふつとさせる拡大画像表示
ビンファスト「VF6」(ベトナム)
数字が上がるに従ってボディサイズも大型するビンファストのシリーズ。VF6は全長×全幅×全高が4238×1820×1594(mm)と全長が4m超え、全幅が1.8mのモデルだ。ボディタイプは5ドアハッチバックのクロスオーバーSUVである。モーターは150kW/310NmでFWD拡大画像表示
ビンファスト「VF9」(ベトナム)
ビンファストの一連のシリーズの頂点に立つフラッグシップモデルがVF9。VF8までが2列シートモデルなのに対し、VF9は3列シートの7シーター仕様となる。アメリカ仕様のスペックシートによると、駆動方式は4WDで最高出力は402馬力となっている拡大画像表示
ヒョンデ「アイオニック6」(韓国)
世界的にシェアを広げるヒョンデのピュアEVシリーズであるアイオニックセダンモデル。日本のホームページでも公開されていることから、日本市場投入の可能性も否定できない存在。フロントからリヤまで流れるようにデザインされたサイドラインが特徴で、平面や直線が存在しないデザイン。RWD仕様と4WD仕様が用意される拡大画像表示
起亜「EV9」(韓国)
自転車部品製造から始まった起亜は日本車のノックダウン生産などを経て自動車メーカーに転身。一時期は日本でも完成車が販売された。1999年にはヒョンデ傘下となり現在に至る。現在は日本への正規輸入が行われていない。 そんな起亜のEVシリーズでのフラッグシップモデルとなるのがEV9。2023年にイギリスで発表された際は約6万5000ポンドとなっていたので、2024年4月末のレートで計算すると2000万円近い車両価格となる。シングルモーターのRWDが基本で4WDも設定。3列シート仕様で、2列目と3列目の対面対座も可能拡大画像表示







