テスラだけじゃない…タイで「EVトラック競争」勃発!いすゞが打ち出す秘密兵器とは? 諸星陽一: モータージャーナリスト ライフスタイルそれって本当?クルマの「当たり前」 2024年5月15日 5:54 記事をクリップ URLをコピー 記事を印刷 Xでシェア Facebookでシェア はてなブックマークでシェア LINEでシェア noteでシェア 有料会員限定機能です詳細はこちら MG「サイバースター」(中国) 古くからの自動車ファンなら、MGといえば英国のライトウエイトスポーツカーメーカーだと認識しているだろう。だが現在は中国の上海汽車に買収されている。タイでは人気が高く、街中でもよくMGのエンブレムを見かける。 このサイバースターは、スポーツカーメーカーであったMGの復活を感じさせるオープン2シーターEV。前後にモーターを配置したツインモーター4WDで、最高出力は544馬力と言われている。過度なハイパワーユニットを採用しなかったところは、かつての英国MG車のコンセプトをほうふつとさせる 拡大画像表示 MG「4エレクトリック」(中国) 全長4.3m、全幅1.8mのコンパクトなボディを持つ5ドアハッチバックモデル。バッテリー、モーター、駆動方式によって4タイプが用意される。もっともパワフルなXパワーは4WDで、0→100km/hを3.8秒で加速する瞬足さを持つ 拡大画像表示 MG「EP」(中国) 世界的に絶滅危惧種になりつつあるステーションワゴンのパッケージングを採用するEV。4544mmの全長、1818mmの全幅はカローラツーリングよりもひとまわり大きい。120kWのモーターを搭載、380kmの航続距離を誇る 拡大画像表示 シャオペン「G6」(中国) 2014年に中国で創業された新興のEVメーカーがシャオペンだ。ニューヨーク証券取引所への上場や、フォルクスワーゲンが出資するなど話題に事欠かない。 G6はシャオペンの5番目のモデルとして2023年に登場したミドルサイズのクロスオーバーSUV。基本駆動方式はRWDで4WDも用意されている。前者のモーターは218kW、後者のモーターは358kWとなる。標準バッテリー容量は66kWhで87.5kWhの大容量バッテリーも設定される 拡大画像表示 ビンファスト「VF3」(ベトナム) 記事でも紹介したベトナムのEV専業メーカー・ビンファストのラインアップのなかで最もコンパクトなモデル。全長×全幅×全高は3130×1680×1320(mm)で、日本の5ナンバーサイズにも十分に収まるもの。平面構成のボディパネルによる演出は、ジムニーなどのコンパクトSUVをほうふつとさせる 拡大画像表示 ビンファスト「VF6」(ベトナム) 数字が上がるに従ってボディサイズも大型するビンファストのシリーズ。VF6は全長×全幅×全高が4238×1820×1594(mm)と全長が4m超え、全幅が1.8mのモデルだ。ボディタイプは5ドアハッチバックのクロスオーバーSUVである。モーターは150kW/310NmでFWD 拡大画像表示 ビンファスト「VF9」(ベトナム) ビンファストの一連のシリーズの頂点に立つフラッグシップモデルがVF9。VF8までが2列シートモデルなのに対し、VF9は3列シートの7シーター仕様となる。アメリカ仕様のスペックシートによると、駆動方式は4WDで最高出力は402馬力となっている 拡大画像表示 ヒョンデ「アイオニック6」(韓国) 世界的にシェアを広げるヒョンデのピュアEVシリーズであるアイオニックセダンモデル。日本のホームページでも公開されていることから、日本市場投入の可能性も否定できない存在。フロントからリヤまで流れるようにデザインされたサイドラインが特徴で、平面や直線が存在しないデザイン。RWD仕様と4WD仕様が用意される 拡大画像表示 起亜「EV9」(韓国) 自転車部品製造から始まった起亜は日本車のノックダウン生産などを経て自動車メーカーに転身。一時期は日本でも完成車が販売された。1999年にはヒョンデ傘下となり現在に至る。現在は日本への正規輸入が行われていない。 そんな起亜のEVシリーズでのフラッグシップモデルとなるのがEV9。2023年にイギリスで発表された際は約6万5000ポンドとなっていたので、2024年4月末のレートで計算すると2000万円近い車両価格となる。シングルモーターのRWDが基本で4WDも設定。3列シート仕様で、2列目と3列目の対面対座も可能 拡大画像表示 1 2 3 4 5 記事をクリップ URLをコピー 記事を印刷 Xでシェア Facebookでシェア はてなブックマークでシェア LINEでシェア noteでシェア おすすめの会員限定記事 「爪」と「顔」を見れば一発でわかる…肝硬変、腎臓病、肺がん、貧血になりやすい人の「見た目」の特徴とは?【写真あり】 超富裕層があえて外食で「ファミレスに行く」深い理由とは? 関連記事 「日本車王国」崩壊のタイで中国EVが急拡大!「急速充電可で230万円」激安モデルに「超高性能」スポーツカーも 諸星陽一 トラック「最高速度90キロ」が招く意外な弊害、最悪シナリオは「事故増加」ではない! 吉川賢一 「あおり運転」されて危険を感じたら…意外と知らない“奥の手のボタン”とは? 吉川賢一 「左足ブレーキの方が安全」は本当?安全運転のプロが検証!論争にトドメを刺す結論は… 諸星陽一 特集 あなたにおすすめ