もし、これらの症状に該当するようであれば、一度泌尿器科に相談することをおすすめします。男性更年期障害は、食事や運動などの生活習慣を見直すことで症状が改善することが多いですが、テストステロン濃度が非常に低い場合は、テストステロンを注射する補充療法が行われることもあります。

泌尿器に行く前にまず
セルフチェックしよう

看護師マッキーに寄せられたリアルなお悩み
Q男性更年期障害をチェックするにはどうしたらいいですか?

看護師マッキーの回答
A男性更年期障害は簡単にセルフチェックすることができます。

「57歳男性。体調不良の原因が分からず、後に男性更年期障害だと分かった」「50歳男性。男性更年期障害ではないかと思うことがあるが、なかなか確信できない」など、コメントを見ると、泌尿器科受診のタイミングを判断するのがなかなか難しいことが分かります。

 こうしたコメントを見るたびに、私はみなさんが泌尿器科に相談し、健康になるせっかくのチャンスを逃してしまっているのではないかと残念な気持ちになります。

 そこで紹介したいのが、堀江重郎先生(日本メンズヘルス医学会理事長)作成の「もしかしたら更年期障害?セルフチェック」です。

もしかしたら更年期障害?セルフチェック日本メンズヘルス医学会Webサイト.メンズヘルスコラムより引用 拡大画像表示

 10項目の質問のうち、「1.性欲が低下した」「7.勃起力が弱くなった」の両方に該当する、もしくは10項目のうち3つ以上に該当する場合は、男性更年期障害の可能性があると考えられます。結果はどうだったでしょうか?

 ただし、男性更年期障害に該当しなかった場合でも、いつ発症してもおかしくないのがこの病気の厄介なところです。