米プロバスケットボール協会(NBA)は放映権を巡るメディア業界との10年ぶりの交渉を進めており、ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャスト傘下のテレビネットワークのNBC、ウォルト・ディズニー傘下のESPN、アマゾン・ドット・コムと間もなく合意する見通しだ。新たな契約では11年にわたり約760億ドル(約120億円)の収入が見込まれる。複数の関係者が明らかにした。それによると、NBCは年平均25億ドルを支払うことで合意する見通し。1シーズンに約100試合を放映し、うち半分程度を動画配信サービス「ピーコック」で独占配信する予定。NBCテレビでは「サンデー・ナイト・フットボール」とかちあわなければ、火曜日と日曜日にNBAの試合を放映する計画だ。