海外トップ大学の進学指導で実績をあげている進学塾のRoute Hと提携し、ハーバード、スタンフォード、オックスフォード、ケンブリッジといった大学への進学に向けて、最新の動向や具体的な受験・進学のノウハウを含めて希望する生徒たちを徹底的にサポートしていきます。

西大和学園の教育を
日本の教育のスタンダードに!

 思えば、日本の教育には長らく、目に見えずとも分厚い“天井”が存在し、子どもたちの夢や大志を阻んできました。その天井とは、ひと昔前なら「医大に行って医者になるのが人生のゴール」、近年では「東大に行くことが勉強のゴール」といった思い込みです。親御さんの影響や教員の知識不足などにより、子どもたちは本来、青天井であるはずの将来を自ら閉ざしてしまう。その天井を取り払い、人生には大きな可能性があることを示してあげたい。教育の世界に足を踏み入れて以来、私も絶えずそう思い続けてきました。

 東大はゴールではありません。東大への進学は大きな夢や目標をかなえるための、ひとつのツールに過ぎないのです。

「海外大進学プロジェクト」は西大和学園にとっても大きな挑戦であり、教員たちは全身全霊で取り組んでいくことでしょう。見えない天井の存在を教えてくれるのは教員かもしれませんが、突破するのは生徒たち自身。西大和の子どもたちには、そもそも存在などしない天井など軽々と打ち破り、あるいは飛び越え、ぜひ自分の人生を見通せる人間になってほしいと願っています。

 教員・職員たちの夢は、ただひとつ。

「西大和学園の教育を、日本の教育のスタンダードにすること」

 世間では「自由な空気のなか、子どもたちの自主性を重んじる教育をしています」という進学校にまだまだ人気が集まっています。それと比べれば、西大和学園は面倒見がよすぎて窮屈だというイメージが、まだ根強いようです。

 でも、世界に飛び出していく人材をつくるのだから、子どもたちにはいろいろなステージを用意してあげたい――。彼らの能力を目一杯開花させてあげたい。

「西大和のスタイルが起爆剤となって、日本の教育全体に刺激を与えるような、そんな学校にしていこう」

 現理事長のかけ声のもと、西大和学園中学校・高等学校の挑戦は続いています。